神無月(十月)の限定御朱印をご紹介いたします。
10月11日(土)〜13日(月祝)には秋季大祭【御賑会】(おにぎえ)を斎行いたします。深まる秋とともに盛り上がるおまつりを楽しみましょう。
秋の切り絵御朱印「御賑会(おにぎえ)」
御賑会(おにぎえ)は初代柳川藩主の立花宗茂公と、宗茂の妻 誾千代姫、そして岳父 戸次道雪公の三神を御祭神とする三柱神社の秋季大祭です。福岡県の無形民俗文化財に指定されている囃子山車「どろつくどん」や、踊り山車もお供する御神幸行列が参道や町内を練り歩き柳川を盛り上げます。
遠方にてご参拝が叶わない方へ:郵送受付もしております。
秋季大祭(しゅうきたいさい)
一年に一度、この時期にしか授かれない御朱印には、御賑会の華やかさと、神々への感謝の心が込められております。
毬栗(いがぐり)
毬栗には、立花宗茂公と養父・戸次道雪公との逸話が残されています。
ある日、山を散策していた宗茂公は、誤って棘だらけの毬栗を踏みつけてしまいました。家臣に助けを求めますが、家臣は抜くどころかさらに深く押し込んでしまいます。耐えがたい痛みに思わず叫びそうになる宗茂公。しかし、その様子を道雪公が厳しい眼差しで見つめていたため、声をあげることもできなかったと伝えられています。
生涯無敗を誇り、「奇跡の旧領復帰」を果たした宗茂公。その強靭な精神は、厳しくも愛情深い道雪公の教えによって育まれたのでしょう。
金木犀(きんもくせい)
金木犀の甘くやさしい香りふんわり香ると秋を感じます。金木犀は江戸時代に中国からやってきました。花言葉は 「謙虚」「初恋」。「謙虚」は金木犀の小さく愛らしい花が由来となっています。「初恋」は一度嗅いだら忘れられない香りという意味です。また、御朱印は金木犀の香りつきです。ぜひ秋の甘い香りをお楽しみください。