弥生(三月)の限定御朱印をご紹介いたします。
花が咲き、暖かくなり始める弥生の季節。自然や人々の生活にも変化が訪れる素晴らしい時期です。美しい花々を愛でて楽しみましょう。
流鏑馬(やぶさめ)
流鏑馬は、古来より疫病退散、天壌無窮、五穀豊穣を祈念して行う伝統的な神事であり、柳川藩における流鏑馬は、嘉永2年(1849)[高畠馬場流鏑馬御興行乃図]に記されており、三柱神社境内内で奉納されていました。
今年は約三年ぶりに3月30日(日)13時より、『小笠原流 流鏑馬』宗家 源長統氏をお招きし、三柱神社正参道に約300mの馬場を設け、古式に則り流鏑馬を勇壮に行います。
手毬(てまり)
柳川まりは、柳川に伝わる伝統的な手毬です。美しい色合いや繊細な模様が特徴です。職人の技術が光り、丁寧に手作りされたまりは高い芸術性を誇ります。華やかで優雅なデザインが女の子の節句である桃の節句を彩ります。
桜(さくら)
桜はその優雅で繊細な花が春の訪れを感じさせ、心を癒します。短期間で一斉に咲き誇る姿は儚さと美しさを象徴しています。花見を通じて、人々が集い、自然の美しさを共有できる特別な存在です。
桜は日本文化に深く根ざし、希望や新たな始まりを象徴する存在です。
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切り絵御朱印(さげもん)
柳川地方では、昔から女の子が生まれると初節句に子供の健やかな成長を願い、ひな段と一緒に色とりどりの「さげもん」を飾り、盛大に祝うのが習わしです。
さげもんとは、縁起の良い鶴やウサギ、ひよこ、這い人形などの布細工と鮮やかな糸で巻き上げた「柳川まり」とを組み合わせたもので、「幸福」「健康」など、母親、祖母、親戚等の願いが込められています。
この色鮮やかで暖かい雰囲気の柳川雛祭りをみなさんに楽しんでいただこうと、観光施設や店舗に飾り付けたのが「さげもんめぐり」。4月3日までお楽しみいただけます。
当宮でもさげもんめぐりを楽しんでいただくための切り絵御朱印を頒布いたします。ぜひさげもんや美しい春の花々にかざして御楽しみください。