卯月の御朱印(四月)

卯月の御朱印(四月)

卯月の御朱印を紹介いたします。

「卯月」は、「卯の花(=空木/うつぎ)」が咲く時期に由来するという説が有名です。また、別の説では「植月(うづき)=田植えを始める月」という意味もあり、日本の農耕文化にも関わる名前です。皆様、卯月の春を楽しみましょう。

シロツメクサ

シロツメクサは、やわらかな緑の中にそっと咲く、白く小さな花。見慣れた景色に、まるで小さな星を散りばめたような美しい景色をつくります。

幸運のシンボル として世界中で親しまれる四葉のクローバー。押し花にしてお守りにしていた人もいるのではないでしょうか。

希望・信仰・愛・幸運

4つが全部揃って、「完璧な幸せ」を象徴すると言われます。
ぜひ境内でも見つけてみてください。

蒲公英(たんぽぽ)

たんぽぽは、春の道ばたにひっそり咲く小さな花。目立たないけれど、その明るい黄色は、ふとした瞬間に心をやわらかくしてくれます。

踏まれてもまた咲き、風に乗って旅立つ綿毛は、小さな命のたくましさと自由の象徴のよう。どこにでも咲くのに、どこか特別に見える、たんぽぽの魅力です。

切り絵御朱印「藤の花」

春になると見事な花が咲き誇る中山大藤。福岡県柳川市三橋町中山にある中山熊野神社と立花いこいの森公園では、「2025年4月15日(火)~4月27日(日)に中山大藤まつり2025」が開催されます。

中山大藤は推定樹齢300年とも言われる一本の藤の巨木。その姿は、まるで天から降り注ぐ紫の帳のように荘厳な美しさです。

この地はかつて、柳川藩主・立花家が農業の発展を目指して整備した農事試験場があった場所でもあります。立花家は、藩政時代から地域の農業振興に深く関わり、近代に入っても先進的な農業研究を進めてきました。中山大藤のあるこの場所も、立花家が地域の未来を見据えて築いた歴史の一部です。

そして、藤は立花家が愛した花でもあり、御花等、ゆかりの場所には藤棚があります。

当社より、車で10分ほどの距離にあるため、当社にお参りいただき藤の切り絵御朱印と共に中山大藤に向かい、美しい藤にかざして楽しんでみてください。

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