「卯月」は、卯の花(空木)が咲く季節に由来するとされ、また「植月」として田植えの始まりを意味するともいわれる、日本の暮らしに寄り添った美しい月名です。
境内では、可憐なシロツメクサや蒲公英(たんぽぽ)が春の訪れを告げています。
また、4月〜5月は切り絵御朱印「藤の花」を頒布いたします。
藤は「繁栄」や「ご縁」を象徴する花。繊細な美しさを切り絵で表現いたしました。
春のやわらかなひとときを、どうぞお楽しみください。
シロツメクサ

やわらかな緑の中に、そっと咲く白く小さな花。
見慣れた景色の中に、まるで小さな星を散りばめたような美しさを添えてくれます。
古くから「幸運」の象徴として親しまれる四葉のクローバー。
見つけた時のささやかな喜びは、今も変わらず人の心を和ませてくれます。
その四つの葉は、
「希望・信仰・愛・幸運」を意味し、
すべてが揃うことで“満ち足りた幸せ”を象徴するといわれています。
境内のひとときの中で、
小さな幸運との出会いがありますように。
蒲公英(たんぽぽ)

春の道ばたに、ひっそりと咲く小さな花。
目立たない存在でありながら、そのやわらかな黄色は、ふとした瞬間に心をあたたかく照らしてくれます。
踏まれてもなお咲き、やがて風に乗って旅立つ綿毛は、
小さな命のたくましさと、未来へと広がる希望の象徴のよう。
そんな蒲公英の姿に、日々の中のささやかな力強さを重ねて。
春のひととき、やさしい光とともにお楽しみください。
切り絵御朱印「藤の花」4月5月頒布

春になると見事な花が咲き誇る中山大藤。福岡県柳川市三橋町中山にある中山熊野神社と立花いこいの森公園では、「2026年4月15日(水)~28日(火)に中山大藤まつり2025」が開催されます。
中山大藤は推定樹齢300年とも言われる一本の藤の巨木。その姿は、まるで天から降り注ぐ紫の帳のように荘厳な美しさです。
この地はかつて、柳川藩主・立花家が農業の発展を目指して整備した農事試験場があった場所でもあります。立花家は、藩政時代から地域の農業振興に深く関わり、近代に入っても先進的な農業研究を進めてきました。中山大藤のあるこの場所も、立花家が地域の未来を見据えて築いた歴史の一部です。
そして、藤は立花家が愛した花でもあり、御花等、ゆかりの場所には藤棚があります。
当社より、車で10分ほどの距離にあるため、当社にお参りいただき藤の切り絵御朱印と共に中山大藤に向かい、美しい藤にかざして楽しんでみてください。