霜月 季節の御朱印紹介

霜月 季節の御朱印紹介

霜月(十一月)の限定御朱印をご紹介いたします。
美しい紅葉たちを楽しみましょう。

愛敬挨拶(えいぎょうえいさつ)

初代柳川藩主 立花宗茂公が、かつて柳川藩主の座を追われ、浪人生活をしていた際に温かなおもてなし(お赤飯とおなますをいただいた)を受けたことをきっかけに、再び柳川藩主に返り咲いた際に「思いやりの心」や「みんな仲良く」といったことを大切にしようと宗茂公が柳川の民衆に広めた伝統行事です。

「えいぎょうえいさつ、なかのよかごと、かかせませぇ」と唄い歩きながら各家で用意された「お赤飯」と「おなます」をいただく行事です。

紅葉(もみじ)

真紅に色づく山々や草木が美しく、誰もがその景色に目を奪われる季節ですね。

紅葉を鑑賞する習慣は、奈良時代から始まったといわれ、「万葉集」にも登場しています。
平安時代の頃に貴族の間で広まり、紅葉を愛でながら宴を開いていたようで、その様子は「源氏物語」にも描かれています。その後、江戸時代には庶民も楽しむようになり、季節の行事として定着していきました。

これからの季節の当社の紅葉も、ぜひお楽しみください。

銀杏(いちょう)

当社の柳川護国神社には大きな銀杏の木があり、毎年美しい銀杏の絨毯を楽しむことができます。

銀杏の花言葉は、「鎮魂」「長寿」「しとやか」。

他の木と比べ、葉の色が混ざることなく、ほぼ全ての葉が黄色に染まるのは、イチョウの木ならではです。

 

11月15日は「七五三」の日

数え年で、男の子は5歳、女の子は3歳と7歳に、晴れ着を着て神社・氏神に参拝して、その年まで無事成長したことを感謝し、これから将来の幸福と長寿をお祈りする行事です。

もともとは宮中や公家の行事でしたが、江戸時代には一般的に広く行われるようになりました。3歳の髪置き(かみおき)の儀、5歳の袴着(はかまぎ)の儀、7歳の帯解き(おびとき)の儀の儀式が由来となっています。

11月15日に祝うことになったのは、江戸時代の五代将軍徳川綱吉が、子である徳松の祝いを天和元年11月15日に行ったことからとされています。
また、旧歴のこの日が二十八宿の鬼宿日(きしゅくにち)にあたり、婚礼以外は何事の祝い事にも吉とされていることに加え、11月は秋の実りを神に感謝する月でしたので、その月の満月にあたる15日に、氏神に収穫の感謝すると共に子供の成長の感謝・祈願をしたものです。

七・五・三はいずれも陽数で、縁起の良い数字とされています。

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