水無月の御朱印

水無月の御朱印

水無月(六月)の限定御朱印たちをご紹介いたします。
この水の月を楽しんでいただけるような素敵な御朱印に仕上がりました。

紫陽花(あじさい)

そもそもアジサイは、古くは万葉集にも歌われ、日本人にずっと愛されてきました。アジサイの花は、宝石を散りばめたような魅力のある形をした花がたくさんあり、この時期に目で楽しませてくれます。

和傘(わがさ)

 

「雨」をテーマに、日本人の心に残り続けている童謡「あめふり」。
作詞を手がけたのは柳川を代表する詩人、「北原白秋」です。
そんなあめふりに出てくる
蛇の目傘(じゃのめがさ)。
傘を開くと、紺や赤など基本となる色に白く太い円が広がり、この模様が蛇の目(へびの目)に見えるところから「蛇の目傘」の名が生まれました。

蛇の目柄は日本の古くからの模様であり、神の使いの蛇の目(へびのめ)をかたどったことから、魔除けの意味も込められてきました。

また傘を広げると、末広がりの形から「降り注ぐ困難から守ります」「一つ屋根の下末永く幸せに」という思いも込められ、縁起がいいことから、祝い事や嫁入り道具の一つとしても用いられてきました。

当宮のおみくじには、和傘モチーフのものもご用意しております。
ぜひ併せてお楽しみください。

雨蛙(あまがえる)

雨蛙は本当に雨が降り出す直前に鳴きだすので、名前の通り、雨を知らせる蛙です。「かえるのうたがきこえてくるよ」の歌い出しで有名な『かえるの合唱』はドイツ国家を作った童謡作家、ホフマン・ファラースレーベンの作品で、1930年に日本語に翻訳され、輪唱教育音楽として広まったものだそうです。

この歌のように、最初の一匹が鳴き出すと、呼応するように鳴き出す蛙がいます。そして三匹目、四匹目と、あちこちから声が聞こえ始め、合唱になっていきます。蛙は自分はここにいるよとアピールするために、ちゃんと相手の声を聴き、重ならないように、必ずずらして鳴いているそうで、驚きです。

ぜひこの雨の時期だからこその魅力を愛でながら過ごしましょう。
お宮にてお待ちしております。

 

 

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