神無月 季節の御朱印紹介

神無月 季節の御朱印紹介

 

神無月(十月)の限定御朱印をご紹介いたします。
12日〜14日には秋季大祭【御賑会】(おにぎえ)を斎行いたします。
深まる秋とともに盛り上がるおまつりを楽しみましょう。

秋の切り絵御朱印「御賑会(おにぎえ)」

御賑会(おにぎえ)は初代柳川藩主の立花宗茂公と、宗茂の妻 誾千代姫、そして岳父 戸次道雪公の三神を御祭神とする三柱神社の秋季大祭です。福岡県の無形民俗文化財に指定されている囃子山車「どろつくどん」や、踊り山車もお供する御神幸行列が参道や町内を練り歩き柳川を盛り上げます。

勝栗(かちぐり)

勝栗(かちぐり)は、古くから縁起物として親しまれてきた日本の伝統食材です。戦国時代には保存性に優れ、栄養価が高いため、兵士たちの重要な食料となっていました。勝栗はその名前から「勝利」と結びつけられ、縁起物とされ、出陣や勝利を祈願する際に食べられてきました。戦国時代には、戦場に赴く武士たちが勝利を願って食べたとされ、また勝利の祝いの場でも振る舞われていました。

また、栗には、雪道と宗茂のエピソードが残っています。 養父道雪と山に散策に出かけた際、宗茂はトゲのついた栗を踏ん付けてしまいます。 抜いてくれと家臣に頼む宗茂ですが、家臣はイガを抜くどころか更に深く刺してきます。あまりの痛さに叫び声をあげそうになった宗茂ですが、道雪が厳しい目で凝視していたため、宗茂は叫ぶこともできなかったそうです。 奇跡の旧領復帰を果たし、生涯無敗を貫いた宗茂の強さは厳しくも愛情深い、雪道の教育も大きく影響していたようです。

金木犀(きんもくせい)

金木犀の甘くやさしい香りふんわり香ると秋を感じます。金木犀は江戸時代に中国からやってきました。花言葉は 「謙虚」「初恋」。「謙虚」は金木犀の小さく愛らしい花が由来となっています。「初恋」は一度嗅いだら忘れられない香りという意味です。また、御朱印は金木犀の香りつきです。ぜひ秋の甘い香りをお楽しみください。

 

 

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