夏らしさと、初秋の風情が交わる頃。
少しずつ夜の風も変わってきます。葉月ならではの移ろいゆく自然の美しさをお楽しみください。
朝顔

朝顔は夏を象徴する花。早朝に可憐な花を咲かせ、日が高くなる頃には静かに閉じる姿が魅力です。その儚さは、一瞬の美を大切にする日本の感性と通じ、江戸時代には観賞用として広く親しまれました。御朱印には、涼やかな夏の朝の空気と、朝顔の清らかな彩り映しています。
切り絵御朱印「七夕」
織姫と彦星が年に一度、天の川で出会う。七夕は、古代中国から伝わった星の伝説と、日本の文化が重なりあって生まれた風習です。
江戸時代の人々も笹に願いを結び、星空を見上げながら過ごしたことでしょう。
ここ柳川では、七夕を旧暦(8月)に祝う風習が残っており、夏の夜のとっておきの情景は、これからが本番です。風鈴の音が涼を運び、夜風に揺れる七夕飾りが、願いごとをそっと空へ届けてくれます。あなたの願いもどうか天に届きますように。
オンラインでの頒布はこちらから
※七夕飾りは8月16日ごろまでです。
夏期限定御朱印 風鈴
境内に風鈴の音が響き渡る季節となりました。
夏の風に揺れる風鈴は、古くから「邪気を払う音」として親しまれ、涼を呼ぶ風物詩でもあります。風に乗って届く清らかな音を感じながらお楽しみください。